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電車ぽんの電車の話。

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基本的には、冒頭に挙げた寝台専用列車のうち、20系以降の固定編成寝台客車を使用した特急列車、つまり「客車寝台特急列車」とされている。

しかし、1970年代後半以降には10系以前の在来形寝台車が経年劣化による廃車が進んだことで、既に陳腐化した20系を急行列車に用いるケースが出て来た。この初例として、1976年に東京駅~大阪駅間運行の「銀河」、上野駅~秋田駅間運行の「天の川」、上野駅~仙台駅間運行の「新星」が挙げられる。ただし、この3列車は共に寝台車のみで組成された寝台急行列車であったことから、「単なる格下げ運用」と言うより「特急列車並み」という表現が用いられた。

以降、主に急行列車には20系客車を寝台車として用い、不足する座席車両を当初は過剰となったA寝台車両を普通車に格下げする形で、のちには12系などを使用するなどの施策が行われる様になる。また、この施策は車両基地に配置されている車両からや運用の兼ね合いから14系客車ないしは24系客車を寝台車に用いる事例や、座席車が半数以上連結されるケースでも「ブルートレイン」と称されるケースも見られた。

また寝台列車ではあっても電車である581・583系(さらには気動車)を使用した列車は、運行本数が多かった「ゆうづる」・「はくつる」や「明星」・「彗星」なども、一般にブルートレインと称さなかった。

最近では「瀬戸」や「出雲2・3号」が285系「サンライズエクスプレス」化されて以後や、気動車に寝台客車を併結する形になった「利尻」・「おおぞら13・14号」→「まりも」なども、このようにブルートレインと称さない例として挙げられる

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